ちょっとブログ投稿が中断していましたが、これは私が目の手術を受けていたからです。
というわけで、今回は目 eye に関するお話です。
3年ほど前に健康診断を受けた時、「左目に黄斑前膜(おうはんぜんまく)の兆候あり」という健診結果が届きました。「黄斑前幕?」聞いたことのない目の病気ということで調べてみました。
黄斑前膜(おうはんぜんまく)は、光を感じるフィルムの役割をしている網膜 retinaの中でも最も重要な黄斑 macula という場所に線維性の膜が張る病気です。
その後、確かに左目だけで見ると、この膜のせいか、いろいろなものが歪んで見えるようになってきていました。この膜を無くすには手術で膜を切除するしかなく、また結構難度の高い手術だというので、実績のある専門医を探し、今回手術を受けたのです。
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この手術を受けるにあたり、同時に自覚はないものの、ある程度進んでいた白内障 cataract の手術も両目共受けることにしました。
この白内障の手術は驚くほど進化していて、今では水晶体 lens の除去と同時に多焦点のレンズ multifocal lens を挿入することができるのです。
なので今回、視力の矯正 visual correction も同時に行ないました。ということで、この目の病気がきっかけで、思いもよらなかったメガネの要らない生活が実現したのです。
さて、英語では「目」に関する様々な表現があります。
keep an eye on 「~から目を離さない」はよく使う表現ですね。 We should keep an eye on the development. 「私たちはその開発をしっかり見守るべきだ。」Parents must keep an eye on their children. 「親は、子どもから目を離してはならない。」といったように使います。
be all eyes は be all ears「全身が耳になっている --> 一身に耳を傾ける」と同じように、「全身が目になっている --→ 目を皿のようにして注視する」 という意味になります。
また 「all eyes」はAll eyes are now on this country. 「すべての目がこの国に注がれている --> この国に注目が集まっている」というようにも使われます。
eye to eye は face to face 同じように「向かい合って、正面から」という意味がありますが、see eye to eye は意見が合うことを指します。
see eye to eye with で「~と仲良くやる、~と話が合う、~と意見が一致する」というように使われます。We cannot see eye to eye. なら「私たちは理解しあえない。」となります。
日本語でも、愛するもの、大好きな人に対して「目に入れても痛くないほど可愛い」などと言いますが、英語でも似たような表現があり "the apple of my eye" で表わします。My granddaughter is the apple of my eye.「孫娘は私の目に入れても痛くないほど可愛い」といったぐあいです。
「人々の目をつかまえる --> 目を引く、目立つ」という意味の eye-catching は便利な形容詞です。
eye-catching accessory アクセサリー、 eye-catching building ビル、 eye-catching advertisement 広告物、eye-catching clothes 服装、 eye-catching design デザイン、 eye-catching logo ロゴ、というように使います。
いかがでしたか。これからも eye-catching で instructive (ためになる)ブログを意識して投稿していきたいと思います。よろしくお願いします。